赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
|
通報 |
>テファン
__!、?(驚かせない様に、引いては交流下手な己なりに自然になる様にと気に掛けたこと自体が杞憂だったと言う様に此方がアッサリと押されてしまうまでに盛大な笑い声に呑まれて。瞳を白黒とさせながら浅いチック症状にも近い瞬きを数回に渡り繰り返し、彼の笑い声が抑えられるのを待ち。漸く落ち着いたと思えば今度はアリスで有る事を冗句交じりに受け入れてしまうのだから何度もこのタイミングならと挟みかけた言葉は二の句を告げずに飲み込むばかりで、結局自分に出来る事と言えば途中で無理強いと口をはさむことを諦めて新たな迷い子、アリスである彼がどんな人物なのだろうと募る興味のままに眺める事だけで。黒髪も、薄らと開いた瞳から僅かに覗いた輝かんばかりの目の色も、カラカラと楽しそうに一人で会話を続ける賑やかさにも少しばかり慣れてきたところで差し出された手を見て"握手を求められていたのか"なんて失礼にもワンテンポ遅れた反応で自身の手を握り返して「変な呼び名付けんじゃねェよ」表情が変わらず愛想が無いのは久しぶりの外出でまさかアリスを拾うと思っていなかった動揺に加えて、拾ったアリスがどうにも喋り上手なタイプであると言う図る事の出来ない動揺から戸惑っているだけで。やはり遅れる反応のままに嫌がる素振りで眉間に皺を寄せて「此処じゃフラミンゴって呼ばれてンだよう」鳥は鳥でも種類が違えば自分じゃないと言う様に訂正を行ってから「この国に迷い込んじまったんだろォ。ならデカくてもチビでも、男でも女でも、みーんなアリス。俺はそんなアリスとコーカスレースをするだけの鳥だァ」漸く己が口を挟める順番が来たようだと握っていた手を離してから正に鶏がらの様な細く骨骨として指先でボタンでも押す様に口元の黒子をふにと突き「ンで、今は次期女王陛下を探してんだ。それの候補がお前等アリス、まァ、そういう話は女王なりメイドなりが城でしてくれんじゃねェかぁ」普段遊園地に引き籠るばかりでは詳しい案内の仕方が疑問符ばかりでならず、自分の知る事を教える様に漸く片方の口角を持ち上げる余裕を作りつつ語り、触れた指先を戻せば「さァ、行こうぜ。俺も城に用事が有んだ」コキコキと首を左右に揺らして音をならせば再び背を丸めた体制で歩みを始めて)
| トピック検索 |