赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>帽子屋
あーあー、勝手に自惚れてろ。後で俺が城に戻ってもギャーギャー泣くなよな。
(認めたくはないが口の上手さでは相手のほうが一枚も二枚も上手のようで。確かに彼の賑やかさ無しにはつまらないとは思った、思ったけれどそんな口ぶりでは鼠にとんだ甘ったれが来たと誤解されるでないか。まるで自分が彼にべったりだというような言葉にぶすくれた顔で頬杖をつき、彼が自分で説明している通りまだここに住むとは決まっていないことを強調して言い返し。早くも紅茶を飲み干しながら、どうやら兎はあの一匹、もとい一人だけではないということ。名誉か不名誉か、単なる実感ではなく城の空気が合わないと相手からもお墨付きを貰っていること。そういった様々な事柄を鼠への説明の中から拾い上げては少ない頭であれこれ考えてみて「さぁな、兎はあっちと変わんねぇ逃げ足の速さだし。鼠――……ん、鼠は気に入った。本物よりずっと良いや、鼠の癖に鈍臭いけど」考え事の途中、悪戯っぽく歪む目と視線が交わればゆらゆらカップを揺らしながら今度はペット改め同居人の彼らの評価を考えてみて。兎は目を惹かれたけれども一時の事で好きも嫌いもあったものじゃない。鼠も同様だと答えようとするが、その彼がへにゃっとした笑みを添えてお菓子の山を差し出してくれば上出来と言うように双方に笑い返して「見た目は城のほうが良いけどあっちじゃ食いモンもねぇ菓子もねぇ、最初からこっちに連れてくりゃ良かったのに」早速ご馳走に手を伸ばしつつ暗にお茶会を気に入ったことを示して)
>眠り鼠
変な国の癖にルールだの何だの面倒臭ぇなぁ……まぁいいや。毎日食い放題ってのは悪くない、お前の言う通りだよ。鼠の癖にわかってるじゃんか。
(お茶会なんて気取った言葉はどうも性に合わないけれど、毎日腹一杯お菓子を食べられるというのは確かに悪くない。ゆるりと顔のパーツを下げて笑う相手とは対照的ににんまり吊り上げた口へ差し出されたマカロンやケーキを次々放り込んでいき、ほとんど一口で平らげながらその意見に機嫌良く同意してパンパンと丸い肩を叩き。現実の鼠のように意地の悪い遊び方は出来ないだろうが、自分に甘い存在はそれだけで側にいる価値がある。幼稚な打算で早速気を許し始めるもののふと笑みをひねくれたものに変えては「先に言っとくけど鼠、俺は他のアリス共と違ってお上品でもお行儀良くもないからな。俺が来ればお前らの大好きな洒落たお茶会もぶち壊しになるかもしれない」行儀の悪さは既に手づかみの食事や散らばるお菓子のかけらでわかっているだろう。それでも少々困った顔が見て見たいとわざわざいるかどうかもわからないアリス達まで引き合いに出し、眼鏡越しに粗暴な笑顔を見せつけて「それでも良いよなぁ、いっぺんは賛成したんだもんなぁ?」と一見おっとり気弱そうにも見える彼をからかってみて)
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