赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
|
通報 |
>ヴィンセント
(まるで詩的で哲学のような言葉は鳥頭に聊か難しい物、それでも青年の選ぶ言葉は一つ一つが美しいとそればかりは理解が出来る。今一度、林檎に歯を立てて赤い実を口に頬張れば時折風に靡く彼の髪を横目に映して。伸ばされる腕をどうしていいのか、もしも彼が幼い子供だったならば躊躇いは一つと持たずに握り返すことが出来たのだと思う。ただ、幼子ではない青年の彼にそれを出来る程人づきあいが上手でなければ向けられる手をただ一瞥するだけしか出来なくて、短く息を吸い込むと「もしも、本気でお前を撒きたかったなら此処にいることは教えていない。__それに、今この静寂を破るのがお前だと言う事を嫌だと思っていたなら、とうの昔にこの場を後にしてる」素直にわかりやすく、来てくれたことが嬉しい俺も会いたかったと伝えられればどれだけ楽なことか。それが出来ずに言葉に詰まる息苦しさを十二分に感じながら視線は遠くを見る様に湖へ向けて)
| トピック検索 |