赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>トゥイードルダム
でしょう?私は国のトップに立つに相応しいのかも、ですね。
( くつり、という小さな笑みを零すと共に告げられた彼の言葉を称賛と捉えたのか、何故か誇らしげに胸を張り本当に齢十八なのかと疑念を持たざるを得ない程に幼さの残る仕草で自信に溢れた台詞を確信に満ちた悪戯めいた笑顔で威勢良く放ち。然し有り余っていた自信も此処からの道程は付き人なしだと助言を貰うと元々白い顔を更に青白いものに変え。声量を上げ奥に待つ何者か、恐らく女王に報告する姿を瞠目し乍凝視し。長く続く豪華で煌びやかな通路の向こうは、明らかに他とは違った神秘的で威圧のあるオーラを漂わせている。其処に女王が待ち受けている事等一目瞭然。彼女にとって其れは終わりの見えない霧深い森の中へ踏み込むようなものであり、「 つ、ついてきてくれないんですか? 」怯えの色がありありと見える恐怖に歪んだ顔でそう救いを請う様に問いかけるが時既に遅し。彼女の視界が捉えたのは閉まり掛けた扉の向こう、まるで激励でもしているかのような青い瞳、それを見たきり完全に扉は閉ざされ、今この空間に居るのは自分一人だけとなり。 )
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