赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>帽子屋さん
(それでも相手の力があってこそだと告げたかったもののそれでは堂々巡りになってしまいそうで感謝の気持ちは心の中で述べるに止め、大人しくその言葉に甘えることにして。綺麗にラッピングされた袋を差し出されるとそれが崩れないようそっと両手で受け取り「ええ、自分で持つわ。店主さんも素敵なリボンをどうもありがとう」大切そうに手の中にそれを収めながら店の主にも感謝の言葉を。仕事の内容を聞かされればぱちりと瞳を瞬かせ「試着モデル…?」三月兎から手伝いの話を振られた時は手芸が出来るかと問われていた為、まさか手伝いが試着モデルだとは思っておらず。モデルならば己のような普通の子どもではなく帽子屋のように美しい容姿を持つ人間の方が適任である気もしたが、出会ってすぐの頃自分で問題ないと告げられたことを思い出し。次いで大変な仕事ではないと此方を気遣う相手の優しさにも触れると素直に頷いて見せ。「お仕事のお手伝いも試着モデルも初めてだけれど、私に出来る限り頑張るわ。それに帽子屋さんの作るお洋服を見られるのも、とっても楽しみ」試着をするということは即ち世に出る前のものを見ることができるということで、緊張よりも後者で述べた楽しみな気持ちの方が今は強く)
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