赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>グリフォン
(行ってらっしゃい、行ってきます。そんな言葉を交わしたのは、一体いつぶりだろうか。廊下へ出て歩き出しながら、手に握りしめた袋を持ち上げ、色々な角度からそれを見つめると嬉しそうに笑みを浮かべ。「グリフォン、女王様はとても素敵なひとね」一通りクッキーを見つめて満足すると、もう片方の手でグリフォンの手を握りしめ。ちらり、と先程までいた部屋の扉を振り返ってそう言うと、握った手を嬉しそうにゆらゆらと揺らして。「…そうだ、さっきグリフォンを後ろから見て気がついたんだけど、この尻尾は生きてるの?」部屋を出る時に見た彼の尻尾は、まるで本物のように動いていたのを思い出し。繋いだ手はそのままに、クッキーの袋を小脇へ抱えると、空いた手でそっと尻尾を撫でてみて。)
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