赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
|
通報 |
>赤の騎士
__私も、愛してるわ。騎士様らしく気取った貴方も、公園で見た無邪気な貴方も、声を荒げてまで留まってくれた貴方も……全部、全部大好き…ッ!
(他のアリスと触れ合う相手を想像して心を荒ませてばかりだったというのに、相手の愛の言葉に、その優しい抱擁に触れるだけで胸の中がほわんと温かくなってしまう自分のなんて単純な人間なのだろうか。綺麗に繕った己も醜く嫉妬を露わにした己さえも包み込み愛を囁いてくれる相手の鼓動に同じくらい早鐘を打つ自分の鼓動が重なれば触れ合い感じる体温に次第に涙は止まっていき、きつく握りしめていた手をそっと相手の背に回せばじわりじわりと決壊するようにして溢れ出した愛しさをそのまま言葉に乗せて。「……想いが通じてしまったら、私きっと醜くなるわ。貴方の博愛だって縛ろうとするほど、はしたない女性になってしまう自信があるの。……それでも愛しいと思ってくれるなら、どうか私を貴方の特別にして」ぎゅっと回した腕で相手の服越しにも分かる逞しい体に抱擁を、それから漸く落ち着いてきた様子で静かに言葉を紡ぎ出せば漸く相手の特別でありたいと願う自身の欲を口にして。瞬きで瞳に溜まった最後の雫が流れると共に経験など皆無な子供なりの精一杯の欲張りとしてそっと相手の頬に口づけを落とせば僅かに不安を湛えた瞳で相手を見上げて)
大事なお話をしている最中にごめんなさい、もう少しきちんとお話しにきりがつくまで居たかったのだけれど……どうしてもそろそろ限界みたい。
もし我儘を聞いて下さるのなら、どうか次にお会いする時にでもきちんとお話しを終わらせられるよう続きをお願いできたらとても嬉しいわ。
長い時間付き合って下さって本当にどうもありがとう。
それでは騎士様、女王陛下、どうか今夜も良い夢を。
おやすみなさい。
| トピック検索 |