赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>赤の女王様
──女王、さ、まっ…。
(頬に触れた肌はほんのりと温かく、柔らかな感触に何だが甘やかな香りは遥か昔、母に抱き締められた記憶を呼び起こし。きっと、アリスという存在は何人も居るのだろう。だがその一人一人に心を砕き、親身に接する彼女の負担は如何に。この優しい人達に迷惑を掛けたくない、だが、耐え切るには余りに己の精神が幼稚で。溢れた言葉は無様に掠れ、ポロリと一雫溢れた涙。頬に伝うのもそのままに、見送るその人に「有難う御座いますっ…」その一言だけを何とか紡ぎ。行儀が悪いであろう、だが込み上げる気持ちは抑えられず、扉が閉まる直前、一度立ち止まって、赤の女王に向かって大きく頭を下げ。泣き笑いのまま顔を上げると頑張ります、と小さく口の中で呟いてから退室を。)
>赤の騎士様
…お待たせして、すみません。
(呼びかけられるままに、扉の外に出て彼に近寄り。部屋まで我慢しようと思っていたものが、女王の前では通用せず、その優しさに包み込まれる安心感に涙してしまい。彼にまで見られる訳にはいかぬ、と乱暴に両の手でゴシゴシと目を摩り、一度深呼吸して。次に顔を上げた時には彼と別れる前の己に戻っている事を祈り。まだ笑う余裕はないものの、何とか穏やかな声音で謝罪を口にして。態と明るい口調で会話を続けようと。)
お部屋はどんな所でしょう?此処は広いので、迷子にならぬよう気を付けないと。騎士様も慣れるまでは大変でしたか?
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