赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>ジャバウォック
……ふふ、わかった。じゃあ今度、私も貴方をお気に入りのお店に連れて行ってあげる。まあ、そんなお店を探すところからなのだけれど……お友達だもの、貴方にも私の趣味を知ってもらいたいわ。
(相手の言い訳は確かに納得できるもの、そもそもこうも無邪気に誘われたのでは断るなんて無粋なことは到底できず。ふうと小さく息をついてからきのこの椅子へと腰を下ろすとテーブルに両肘を乗せそのまま頬杖を付きながら相手を上目でちらりと窺い、どこか悪戯っぽい声色と共にぱちりとウインクで目配せをして見せて。「__ねえ、ジャバウォッキー。私とお茶をしているのは本当に「お友達だから」というだけの理由かしら?」陽気で人懐っこい相手、しかしその中に感じる違和感は恐らくその行動が計算なしというにはあまりに鮮やかで滞りなく事が運んでいるからだろうか。店での会話で自分をアリスだと見破ったこと、誰に渡すと明言した訳ではないのに気づけは相手が赤の騎士であると知っていたこと、寄り道と称したこの場への誘導。相手の態度に凡そそぐわない何処か理知的な行動の数々にふと目を細めながら静かな声で訊ねれば、底の見えない相手の真意をそっと探って)
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