赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>グリフォン
あら。ふふ、初めて出会った時には大きな鳥さんだと思ったわ。
(相手の喩えから、この国へ来て直ぐに思いついたことをふと思い出して懐かしくなり。クスクスと笑いながら手招きに誘われるように身を乗り出すと、口元を拭われ恥ずかしそうに頬に手をあて。立ち上がった相手の動きを視線で追いかけるようにして、冷蔵庫から出てきた皿に並べられたそれを見るとわぁと声を上げ。「オレンジもチョコレートも大好きよ! グリフォンがこれを作ってくれたの……? わぁ――食べるのが勿体無いわ」机に置かれた皿を上から見下ろすようにしながらそう言ってから、今度はひとつ持ち上げて色々な角度から眺めて。兎のクッキーを喜んでくれた三月兎もこんな気持ちに似ていたのだろうか、と思い当たってから、それならばきちんと食べた方が相手も嬉しい筈、とその時の自分の気持を思い返し、きちんと姿勢を正してからゆっくりとそれを口に含み。「美味しい……! 甘くて、ほんのり苦くて。オレンジ色も太陽みたいで綺麗だわ……。ありがとう、グリフォン」口に広がる味を堪能するように目を伏せて、幸せそうに頬へ手を当てながら微笑み。感想を順に述べてから目を開けて、もうひとつ手に取るとじっと見詰めてから、相手の方へ顔を向けて照れ臭そうにオランジュで口元を隠しながら礼を述べ)
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