赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>赤の騎士様
矢張り人だもの、一番は自分の足で立つのが落ち着くわ。
(彼の冗句を無駄にせぬ為、敢えて軽口で答えを返し。差し出された手には断る理由もなく、喜んでと告げると共にそっと相手の手に己の手を重ね。導かれるように案内される庭園はまるで芸術の一種。だが説明される内容は穏やかな目の前の景色とは違い、何やら物騒なもの。普通ならば恐怖を抱くであろうか、然し有り得ない事を経験している真っ最中で常より興奮しているのか、頬を染めるのは鮮やかな朱色。弾む気持ちはそのまま表情に表れ、彼と視線があった事も嬉しいのか明るく笑み。「本当に素敵!薔薇と戯れる事が出来るなんて。お時間があれば是非この素敵な庭をいつか案内して下さいね。」いつ、と日にちを指定しないのは、彼の負担にはならぬ為。薔薇の香りに癒されながら、果たして己は今後どうなっていくのだろうと束の間遠い未来へ想いを馳せ。やや瞳を伏せ、暫し沈黙した後、決心するよう前を真っ直ぐ見据え。)
ねぇ、優しい騎士様。女王様からお話を聞いた後、頼めばお仕事とか紹介して貰えるかしら?
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