赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>シェリー
ようこそ、アリス。(傍へ駆け寄るその動作ですら愛らしい、そしてその愛らしさを不純な目で見ている自己に気づき思わず口内に軽く歯を立てて。己の図体が大きすぎるからだけじゃない、小柄な少女が傍まで来ると至近距離でも尚小さくて硝子細工の様な触れる事すら阻まれる見た目に恐る恐ると手を伸ばし。頬についた土汚れを無骨な指先で拭い落とすと名前が違うと訴えるその疑問に、会話下手であれば美味い切り返しが出来ずに返事にならない迎え入れをして。そんな小柄な体を抱き上げれば抱えたまま今来たばかりの道を戻る様に足を進め「アリス、俺の事はグリフォンと呼べ。曖昧な呼称では、俺を呼んでいると気づくことが出来ない」持ち上げた腕にかかる重みさえ僅かなもの、彼女の中には綿が入っていると言ってもさして驚きはしない。鳥と称した彼女の訂正を行ってから重ねる様に「不思議の国を纏め上げるのは女王陛下だ、アリス。お前と同じ金色の髪をした女性、」抱え、腕の中にいる彼女の髪を見てから連想するように陛下の事を語り。城内を数分歩いたところで一等と大きな扉の前に向き直り、小さなその身体を地面に下してからノックを。「女王陛下、庭園にてアリスを見つけた。間違いが無いか確認を、」部屋の中にいた従者が扉を開き、部屋の奥に置かれる椅子へ腰を下ろす赤の女王に向き直る。「アリス、行って来い」その背をトンと気遣いすぎて力にならない力で押して)
【赤の女王】(今しがた客人は帰ったばかり、にも拘らず再び扉を叩く力強い音。その力強さと響く様な声は出て行ったばかりのそれそのもの。此処へ来た理由を示す内容を受ければ一人の従者へ扉を開くことを、一人の従者へイスを二つ用意することを命じ。扉が開き、描いていた男の他に現れたアリスを見ると想像していたよりも幼く、また小柄で愛らしい小動物の様な彼女に表情を和らげて「よくいらしてくれたわ、アリス。どうぞ、お掛けになって」傍の椅子を手の平で指示し「グリフォン、折角ですもの。貴方もどうぞ、__優しい貴方です。アリスだけ置いて帰るなんてことはしないでしょうけど…」優しい声色で逃げ道を削除するようにその隣のイスを指示し「アリス、甘いものはお好き?」にこにこ、と小さな客人を喜ぶように問いかけて)
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