赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>シェリー
――(心配いらないと、お前は既に愛らしいのだからきっとドレスが似合う素敵な女性になるだろうと、伝えたい言葉は瞬時に浮かび胸まで湧き起こるのに。その言葉を不器用な口は紡ぐことが出来ずに、それどころかサンドウィッチを飲み込むことで奥へ奥へと押し込んでしまう。そんな不器用な心情を其の儘に、不思議がる表情が此方に向いている事に気が付いて「……確かに、食事を共にとるのは初めてだ」短い腕では大変なそれも、己の腕で有れば容易い事。先に手を伸ばせば空になるカップへミルクを再び注いで、その最中に出かける事はあってもこんな普通を行わなかった事を同じく不思議に思い「共に食べたのは__お前がくれたクッキーだ」懐かしむように記憶をたどり、女王の元で食べさせてくれたそれを関連付けて思い出せば手に持ったミルクを置いて)
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