赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>シェリー
……きっと煙草の匂いだろう、城で煙草を吸う者がいない分。俺の匂いが目立つんだ(何処までも真直ぐにぶつかる言葉は愛らしいが少しだけ気恥ずかしい、照れくささはどうにも慣れそうにないと目を向けることが出来ずに照れ臭さのまま顔を少しだけ背けて。気負わせないような優しさが滲む言葉はきっと天性の物なのだろう、意識するわけじゃなく口をついている事が伝わればその自然体が居心地の良さを生み。釣られる様に片方の瞳を少しだけ細めて視線を返す様に目を向けて、手を洗ったのを確認してからその姿を下し。自らも手を洗ってから蛇口を閉じて改めて確りと向き直れば「シェリー、不慣れな生活はお前に不便を与えてしまうが。……それでも俺は、お前が此処についてきてくれて嬉しいと思う。これからは、__宜しく頼む」握手を望む様に彼女と比べて大きすぎるその手を差し出して、無理をして笑うのではなく、確かに噛み締めている幸せを漏らす様に口角を持ち上げて)
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