赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>シェリー
(普段ならば空を飛ぶ楽しみなど見出すことも無く、ただ義務的に速さを求めるために飛んでいた。それをこうして彼女が一緒にいるだけで楽しいものになるのだから不思議だと楽し気な笑い声を聞いては釣られるように少しだけ喉を鳴らして。涙の湖に向けて飛ぶこと数分、ゆっくりと地面に降り立つとそこには帽子屋邸の大凡半分ほどの大きさ、決して大きすぎることは無いが屋敷と言うには十分の敷地を持つ自宅が有り。広げていた翼を畳み、籠を落としてしまわないように気を付けつつ抱きしめていた体をゆっくりと降ろして頭をくしゃりと撫でて「突然だったから、中は綺麗に出来ていない。」頭から手を離せばそのまま自分の口元へ指を運びポリと頬を掻いてから前置きをするように伝えて、渋るように瞳を細めれば「中は好きな場所を使っていい、もうここがお前の家だ」少し照れくさそうに重たげな口角を上げて自宅を紹介するために足を進ませて)
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