赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
|
通報 |
>グリフォン
そうね、そうよね。
(女王様の体温から、笑顔から、声から思い浮かべるのはきっと家族のぬくもりだった。それから離れてしまう悲しみは、けれど相手の手の平から伝わる体温と、心の奥までしっかりと届く深い声に溶かされて。こくこくと数回頷いてから、涙を拭われると小さな笑みを浮かべ。抱えられ、促されるように首へ腕を回すと、息が触れそうなその距離でじっと相手を見詰めながら紡がれる言葉を一つずつ耳へ染み込ませていき。「グリフォン、素敵ね。すごく素敵。空の旅で出会った鳥の話はきっと素敵な贈り物になるし、道を歩けばきらきら輝く小石を集めて首飾りが作れるわ」想像した景色はやはり幸福に包まれていて、グリフォンの家での暮らしを思い浮かべた時と同じように胸が弾み。「やっぱりグリフォンは、いつだって私の心を温かくしてくれるのね」気持ちを伝えてからより一層感じられるようになったそれを言葉にすると、ぎゅと抱きつき首元に顔を埋め)
| トピック検索 |