赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>白兎
紅茶……茉莉花茶と同じ淹れ方で大丈夫かしら。あまり嗜まない種類だから、もし不味かったらごめんなさいね。
(与えられた仕事をこなすのは当然であるけれどそれを褒められると、特にこういったことには厳しそうな彼からの言葉だと尚更嬉しくなってしまうもの。役に立つことが出来た充足感とも相まって胸に温かな歓喜が広がれば誇らしげに、けれど少しだけ照れくささを滲ませたような微笑みでその賛辞に応えて。母国でよく母と茶は嗜んだもののその茶葉はどこか西洋に近いこの世界とは少々異なるものだからこそ暫し考える様に口元に指を添え、果たして同じ作法が通じるかは定かではないが一先ず了承とばかりに頷くとこつこつと小さく靴音を鳴らしながら扉の方へと向かい。「__ふふ、それは安心だわ。お金を頂きに来たのに甘やかされては意味がないもの。……それじゃあ紅茶と、コックさんに何か甘いお茶請けでも頂いてくるわ。」此処に訪れた時と同様に、開いた扉から一度ひょいと顔を覗かせ仕事に対する相手の真摯な姿勢に嬉しそうに笑って見せれば緩く首を傾げると共に長い三つ編みを静かに揺らし。書類と対峙する仕事は脳と体力を使うもの、せめてもの癒しにと茶菓子も持参する旨を伝えれば一度お茶の用意をするために退出して。)
今夜はそろそろ休むことにするわ。白兎さん、お手伝いをさせてくれてありがとう。
真面目に真摯な受け答えをして下さるからかしら、ついつい深く話し過ぎてしまったかも。
私、まだ騎士様の前ではただの子猫の振りをしていたいから……どうか今日話してしまったことは秘密にして頂戴。
またお仕事を手伝いに行くから、どうかあまり根を詰めすぎないでね。
それでは白兎さん、それから女王陛下、今夜もどうか良い夢を。
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