赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>劉
嗚呼、待ち合わせよりも少し早い。余裕のある時間配分が出来るのは高評価だ(扉が開き隙間から覗く顔を確りと正面切って真直ぐに見つめ、先ほど確認した時間よりも気持ち早い到着に好印象を抱いて少しだけ口角を上げ。「入れ、仕事の説明をしよう」椅子に腰を下ろしたままデスクの上に溜まる書類を握れるだけ一束を持ち上げて「これを細かく切り刻んで欲しい。ハサミならそこに」既にこの国を後にしたアリスのデータがまとまった書類、居なくなったアリスなら必要ないとそれの処分を依頼して「そこに座ってくれ、__今日は手助けを有難く思う。頼むぞ、アリス」簡易な説明を終えれば自身は再び真白な紙面に向かい合い、スラスラとペンを走らせる業務に戻り。シン、と静まり返る静寂が部屋一面を包むとふと彼女の首元を飾る懐中時計に気が付いて、ピタリと走らせる指の動きを止めれば「……それは、赤の騎士の物か」自身を尊敬し懐いてくれるその存在を頭に浮かべればその男が大事にしていた物だと察し、再びペンを進ませながらも耳はいつにもまして凛と空へ向かい)
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