赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>三月兎さん
ありがとう。次からはもっと時間に余裕を持って出掛けるわ。足を止めても大丈夫なように。(芸術家肌の彼らしい納得の仕方で許しを得、その言葉に甘えて謝るのはそこまでに留める。同年齢の子供たちが外で駆け回る中、色々な物に目を奪われたり想像を膨らませてぼうっと過ごすことも多かった。それを咎める大人や距離を置く人たちは幾らでもいたが、こうしてその行動に理解を示してくれる人はそういなかった為、驚きに瞳を瞬かせながらも嬉しさで心が軽くなるのを感じ深く頷いて。白兎と黒兎、それぞれの特徴を述べる相手の様子を見る限り、彼ら三人は随分と異なる性格の持ち主らしい。まだ見ぬ彼らに少しの興味が芽生える中、快くジャムを受け取ってくれた相手に勧められるままに空いている席へ座り。「そうならないよう気を付けるわ。紅茶もケーキもクッキーも大好きだから、沢山頂いてしまいそう」並べられた色とりどりのお菓子に子供心が擽られない筈もなくきらきらと瞳を輝かせていたものの、告げられた言葉に肩を竦めながら答える。しかしながら、カップに注がれる紅茶と其処へ落とされた薔薇の香りが辺りを漂えばその言葉も頭の片隅へと押しやられ。彼の口から紡がれた己の名、彼は覚えてくれていた。それだけのことで簡単に心は弾み、この世界へ来て初めてと言って良い程柔らかな笑みをしっかりと浮かべては相手のカップへ己のそれを寄せ)
ありがとう、三月兎さん。私にとっては此処へ来れたことと、貴方に出会えたことを喜ぶ会ね。
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