赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>蜥蜴のビル
(森を通るという事は行き先は公園だろうか、と思うもざわざわと葉を揺らして道を変える木々のせいで向かう先に公園があるかどうかも定かではないが暫くして漂い出した香りに店が近付いてきた事を察するがそれにしてもこの甘い匂いと相手のミスマッチ具合はどうだろうかとくつ、と微かに喉を鳴らし。それから見えてきたのはこれも相手からは想像が出来ない可愛らしい色合いの店、ランチのはずが見るからにスイーツショップであると思ったが背中について歩けば向かうのは隣接した店舗であり。初めて来る場所だとどうにも景色が気になってしまいゆるりと辺りを見つつ相手の説明から今向かうのが目的のレストランでここが公園でない事などをぼんやりとした声でそうなの、と短く相槌を打って。店の仕組みに特に珍しい事はなく相手の向かい側、正面ではなく斜めに座れば肘をついた両手に頬を乗せてメニューも見ずに慣れた様子で注文するのを眺め、わざわざメニューを広げて見せられれば「ありがとう」なんてにんまり笑ってからざっと目を通すと「ローストビーフサンドとフレンチフライ。パンは焼いてね。飲み物はコーラ」あっさりとメニューを決めてしまうと「美味しかったらあとでデザートも」ウエイトレスへとも相手へともつかないにっこりとした笑顔を付け足して)
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