赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>ヴィオレッタ
…!(己を追いかけるような足音が耳に届くと彼女が来ていることを察し、其れも束の間にまるで親しき仲のように腕に少女が絡まると少しばかり動揺し瞳を丸くして。堅物な頭はそんな親密的なコミュニケーションをすんなりと受け入れる事が出来ずに茫然と眺め、茫然とした戸惑いも紙袋に彼女の指先が伸びたことでハタと我に返り。「これは女王陛下への贈り物だ、アリスへの品じゃない」先ずは慌てを含んだ声色で否定の旨を、彼女に取られないようにと反対の腕にそれを持てば少しばかり腕を遠のけて「__この国へ迷い込んだ者は皆、名はアリスに変わる。お前も例外ではない」彼女が触れていた己の腕を引き抜いてから腹部辺りで腕を組む体制に、それから正面に向き直り真直ぐに彼女の事を見つめながら先ほどの名前に関する価値観の違いを説いて。頭の固い生真面目な思考は触れ合う事で羞恥するような初心さは既に枯れているものの、それでも「アリス、異性にはそう易々と触れるべきではない」知人の中には来るものを拒まない博愛主義がいる、そんな彼に同じようなことをすれば結果等火を見るよりも明らかだと注意というよりも忠告を行う厳格な口ぶりで語り)
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