赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>ジャンヌ
(何が起こると言う訳じゃない、それこそ取って喰われるわけじゃ無いのだが。それでもアリスをあの扉の向こうに送ることは緊張してしまい、逸る心臓に合わせて落ち着きが消えてしまう。カツンカツンとヒールの音を立てるように廊下を行ったり来たり。時折すれ違うメイドにすらからかわれてしまうのだからどうしようもなく。漸く開いた扉にソワソワと動かしていた身体を止めるとその先にいる彼女の姿を視線に捉え、漸く此処で安堵の気持ちを得る事となり。ホ、と胸を撫で下ろすと緊張から無意識に落ちてしまっていた口角を持ち上げて「おかえり、待ってたよ」ひらり、小指から人差し指を波打つように揺らして出迎えの言葉を。恰も落ち着き払い広い心で堂々と待っていたとでも言いたげな雰囲気は最初から見届けたメイドからするとコメディそのものか、小さな笑い声があがれば「シッ」とそれを黙らせるように人差し指を己の口に当ててから注意の声を。「どうする?先にアンタの部屋へ案内しようか」頭を少し傾けるとこのままお茶会でも良いが、先ずは彼女の意見をと尋ねるように間をおいて)
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