赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>フラミンゴ
ホンマに?ふーちゃん、俺ン事好き?(まさか、返答があるとは思っておらず。其れも良い意味で予想を裏切る言葉を貰っては、彼の隣から真ん前へと体を移動させ、いつになく真剣な眼差しで直向きに彼を見詰め。緊張で乾く下唇をちろりと覗かせた舌先で湿らせては、コクリと唾を飲み込んで、さらなる際どい質問を打つけ。本人にはそのつもりもなく、ただ純粋に彼からの”好き”という言葉が欲しくて。隠された目元に落とされた言葉。受け入れたくなく”いやいや”するように頭を左右に振っては強引に目元を隠した掌を下に降ろさせ、両手で相手のほっそりした線の頬を包めば、ぐいっと己と視線合うように方向を変えて。「今の言葉、無かった事にせんといて!もう、俺が貰たもん!そん代わり、俺の時間ふーちゃんにあげる。…それやったら、アカン?」もう貰ったのだ、一度己のモノとなってしまったのなら断固として譲るものか、と拙い精神が顔を覗かせては、その衝動のままに想いを口走る。等価交換にもならぬかもしれない、況してや相手は欲しがっていないかも、といつになく卑屈な考えが脳内を占めては不安気に言葉は掠れ、声量も段々と搔き消えるほど小さくなって。彼のほっそりとした指の先、綺麗にデコレーションされた愛らしいカップケーキのような見た目のチョコレートが。まるまると目を見開き、彼の好物を覚えるように商品の下に貼り出されている商品名のラベルは視線落としては何度か口内で反芻し。引かれた腕の流れに逆らう事なく、綿菓子の実践コーナーへ視線は吸い寄せられる。彼の目に、自身の髪がこの様に綺麗に見えているのならばとても喜ばしい事。共に売り場へ訪れては、ペタリと硝子に張り付き、中の製造過程をじっと見詰め。一つ一つ出来ていく様子に、ほぅと吐息を零しては隣の彼を見上げて。ピカピカ星を散らした様に耀く瞳を一身に向け「綿菓子、一緒に食べよ?」と砂糖をまぶした様に甘い声音で誘いをかけて)
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