赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>テファン
本ト、お前は変わりモンだなァ。……俺なんかより上手に色んなトコ連れてってくれる奴、この国には掃いて捨てる程居ンだろ(事実、今だって家には社交性に長けるドードー鳥だっていたのに、己の一番好きな場所を知りたいと述べ己の時間を独り占めしたいのだと語る。家へ連れて来た当初だってそうだ、構いたがりが他にもいるが、それでも愛想が良いとは言えない己に一番目を掛けろと強請ってくる。真っ直ぐな眼差しは彼の真直ぐな性格を表現するようで屈折しきる己とは余りにも対照的で、自嘲めかした発言をしてしまうのは最早癖の様な物、「俺の時間が欲しいなんて、お前しか言わねェんだ。好きなだけ持ってけヨ」自分に無い物を沢山持っている彼と一緒に過ごす事を、己がどれだけ嬉しく思っているのか。その少しでも確りと彼に伝えることが出来ればと人とのコミュニケーションを苦手とする自身に自己嫌悪を。それでも意地悪を向ければ流石に思う所はあるようで、子供が拗ねるときの様に頬を膨らませながら文句を述べるその様子にクク、と息を零しながら小さく笑い声を上げて「俺はお前が思ってるより妬き餅焼きだからなァ、お前が俺より双子を選んだの寂しかった」そうは語るが拗ねる彼を見るのが可愛くてただ意地悪を言いたいだけ、時折声を上げて笑ってしまいそうなのを咳込み誤魔化しながら更にそこから少し森の中を進んだところで「ついた。__この国一番のお菓子屋、好きな奴買ってやるから選ぼうぜ」森の中に平屋が二つ並ぶように作られるのは一軒分の土地がキャンディからチョコレート、グミもガムもなんでも揃うような色合い賑やかなお菓子専門店、その隣はちょっとしたレストランなのか先ずは己が一番好きな場所である愛らしいその店内へ彼を案内するように足を進ませて、各言う己だって種類豊富な菓子に心が躍ってしまうのだ。新作はどれか、定番のこれは美味しかったな、なんて店内に入るや否やキョロキョロと普段折り曲げ気味の背筋を伸ばして)
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