赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
|
通報 |
>ドードー鳥
んー?あ、ごめん。ちょっと俺の言葉足らずだったカモ。フラミンゴのお兄さんに何をされてもってのは、俺がじゃなく、ドードー鳥のお兄さんが。…だって、俺がドードー鳥のお兄さんにちょっかい出すと、また叩かれちゃうだろ?(楽しかった彼らの家での思い出を振り返ればトントンと軽いステップを踏むように足は流れて、彼の言う内容と、自分の思い描いていた返事に違和を感じれば、自分の説明不足を嘆くように眉を下げ。今日の一件でフラミンゴは頼りになる父親的な位置に定まりつつあり、もし今後もあるとするなら、親子関係の延長線のようなスキンシップだけだろう。だが、目の前の彼とは違う、それこそ甘い蜜を吸い合うような情熱的な時間を、刹那でも。ただそれを己が求めてしまえばフラミンゴからの鉄槌が下ってしまうのは彼な訳で、そういったことも含めて改めて言葉にして伝えると「それでも、ドードー鳥のお兄さんにちょっかいかけていい?」と聞いておきながら、人肌恋しい性分故、既にべったりと腕を絡ませて横並びで歩いており。「絶対見せる!けどサ、お兄さんが誰よりも似合う気がして悔しいよ。白ハット」勿論手に入れたなら一番に見せるのは相手であるだろう、ただ残念なことにその鮮やかな髪色と紫のシャツ、そして燕尾服を着こなしている相手に肩を並べることが出来るなど思ってもおらず、両手を上げて肩を竦めるも完全敗北が目に見えているからこその清々しい笑顔を浮かべ。遊園地のミュージックが遠くなるに連れ、さっきまでの夢のように楽しかった時間が去っていくことを実感し、少し寂しい。森の中に入れば、びゅうと吹いた風でラングドシャが沢山詰まった可愛らしい袋がゆらりと揺れると、素敵な二人組とはまた別の愛らしいチェシャ猫の存在が頭を過ぎり、寂しさと同じくらい楽しみもまた心に芽生える。「俺もドードー鳥とフラミンゴのお兄さんたちに会えてよかった」月並みな言葉しか出てこないのは、本心からそう思っているから。照れ臭そうにニィと一瞬笑みを向けると、寒くなってきたのを理由に相手の肩に頭を預けて顔を見えないようにし、寄り添うように歩き続けて)
| トピック検索 |