赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>ドードー鳥
じゃぁ、一日目は俺の腕枕で寝て。二日目の夜は寝させない、勿論イヤラシイ意味で。三日目の夜も寝させない。四日目の夜はァ、ベッドでゴロゴロして休息の一日にしようか(元いたクニでは、ドン引きされることが多かったのに、この世界の住人はなんと心が寛大なんだろう。一日、二日と指折り数えながら何とも自分勝手な予定を口にすれば、それでいいだろ?と伺い立てるように目配せを送り。「チェシャ猫のお兄さんに初めて会ったんだ。こっちの世界で。でも、今日は来てない?そりゃァ良かった」今日はチェシャ猫の彼が此処に来ていないのだと知れば、少し寂しそうな、そしてどこか安堵の表情を浮かべ。察しの良い相手にニンマリと口許緩ませると、意味ありげに耳元にそっと顔を近づけて。「実はさァ、チェシャ猫のお兄さんに付けちゃった。きすまァーく」と最後にハートでも付きそうな勢いで甘ったるく囁くと、耳元から離れ、けらけらと肩を揺らし。それが服や部屋なら派手すぎなのかもしれないが、遊園地にこの派手さは妙にしっくりきていて、デザイナーという職業の人は流石センスがあるなと感心。自分でも小さい子のように興奮していると自覚はあるのだが、病棟暮らしでは行ける筈のなかった遊園地という場所に期待は膨らむばかりで、「ドードー鳥のお兄さんのオススメは?一緒に乗れるやつがいい」いくら楽しいったって一人きりは嫌だと、ぱたぱたと再び相手の近くに駆け寄ると、背中に両手を伸ばしてべったり抱きつき)
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