赤の女王 2017-02-13 17:46:29 |
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>トゥイードルダム
…ダムの方こそ、そんな冗談言わないで。
( 割と大胆な発言をして仕舞っただろうか、僅かにそんな不安が過るも今日はその位良いだろう、と青々と澄み渡る青空に言われたような気がしては一人でに微笑み。心なしか森に咲き誇る花々や生息する生き物達はより一層美しく明るく機嫌良く見える、此れもきっと彼と一緒だからだろうと結論付けて。鼻孔を擽るは薔薇の芳香、そして小鳥たちの囀りに耳を傾けているとくすりと笑みが零れるのを聴き、彼の方へ顔を向けると何処か困惑した表情で優しく咎めるような言葉に瞳を大きく瞠目させて。視線を下に落とすと淡く頬を桃色に染め、珍しく照れている素振りを見せると空気と同化し溶けて行くような小さな声音でぽつりと呟き。動揺からか照れ臭さからか、幼い彼女が使うには違和感のあった何時もの敬語はぽろりと抜け落ち素の口調を表して。最もな理由を聞かされ、思わず口をついて出そうになったのは“そんな事しなくても良いのに”という否定の言葉。然し此れを聴いた彼はきっと戸惑って仕舞うだろうと思案するとグッとその言葉を飲み込み肯定を示すように頷いて。差し出された右手に己の掌を反射的に重ねては彼からの忠告を聞き入れ注意して道程を歩き、そして暫くすれば道が開け、彼の言葉を合図に賑やかなミュージックが聴こえ。眼前に待ち構えていたのは想像以上に楽しげな遊園地、鎮まっていた心臓がまた暴れ出すのを感じては「 すごい… 」思わず感嘆の声を洩らし。 )
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