匿名さん 2017-01-16 00:38:53 |
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ったく、誰かに見られでもしたら事だってのに…。
( 食事の面倒まで見てやる義理等無いとは思いつつ、放って置けば碌な物を食べないであろう事も知っている為、うんざりした声音で零せば二人分の食材を買い込む心算で近くの輸入食品店に立ち寄り。何だかんだ最後は相手を拒絶し切れず其の言葉に耳を貸して仕舞う自覚が有るのか、自分の甘さに辟易しながら程良く薄暗い店内を進み適当に食材を選んでいき。ふと缶詰の棚の前で立ち止まるとその中の一つ、ラベルに蟹の絵が印刷された物が目に留まるも、四年経った今も相手の好物を覚えている事を揶揄われるのが厭でこっそりと籠の底の方に入れて )
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