" 奇病 " 病院

>>咲耶くん
あれは…。(眩しい太陽が院内の廊下に降り注ぐ中、ゆっくりとした歩調で歩いているとやはり視線を向けてしまうのは硝子張りの院内庭園。植物が太陽の光に照らされ自前の緑を鮮やかな物に主張を変えている様に一時見とれてしまい。歩き出そうとした瞬間ふと視線が変われば地面にしゃがみ込んだ一つの人影、患者である事が伺えては慌てた様に駆け出して相手の元へ。相手から２、３メートル程離れた位置まで来ると美しい白牡丹の様なキノコの見える背に「咲耶くん…はあっ…ですよね？体調でも…悪くなっちゃいましたか？」心配故か状況を確認する余裕も無く、切らした息をそのままに質問を投げ掛けて。)

(/綺麗な描写に思わず此方も少しばかり長くなってしまいました、此方も短く出来ますので！それと、此れから宜しくお願い致します！)

>>ミハイルさん
あはは、硬い飴も噛み続けると疲れますよ？(相手の様子に小さくクスクスと笑い声漏らすもそれを隠す様に口元に拳添え、しかし自然と笑みが零れてしまえば少し首を傾けて冗談混じりに指摘して。手元からカルテが無くなるも問われた問いにじっと相手を見て「涙は…極力流さない様に心掛けてます。進んではいませんが、良くもなっていません。」眉を下げた苦い笑みを浮かべゆっくりと左右に首を振り。)