>>白 …贅沢だね。 (最初はじわりと、段々量が増し溢れ出てきた血液を舌の上で転がす様に味わい飲み込む。貧血の状態も手伝ってか何時もより鋭敏な感覚でそれを認識しつつ、相手の独り言が耳に入れば程なく牙を抜き。漏れる声も控えめに反応を見せる身体もそのままで充分なのに、という思いを贅沢の一言に込め未だ足りないと傷口へ再び唇を付け吸血して。)