20359 2017-01-03 18:11:39 |
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わーってるよ!
(一旦切り抜けた所で、どうせまた追ってくるのだろうとはなんとなくわかったが、だからと言ってどうしようもない。いくら何でも凌ぎきるのは無理だと判断し、相手の声に反発することなく同意の言葉を返し。半ば押し切るように斬りはらい、倒すことではなく、押し通る事に目的意識を向けて。そのままある程度まで道ができた所で、そのまま獣の一団を抜け。ちらり、と振り返ると凄まじまい数の獣が蠢いており、思わず「うっわ」と小さく不愉快そうな声を上げ。だが振り返って確認したところでどうしようもない。何処かで感じたことがあるような気がする、強い魔力にふらふらしつつも、なんとか撤退し。「……っと、何だ、あいつら…なんか覚えがあるような気がするんだけどな…」と、鍔迫り合いで僅かに刃こぼれした剣を気にしつつも鞘に収め。)
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