語り部 2016-11-11 07:32:53 |
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>セレネ
いらっしゃいませ。何かお探しですか?
(幸い骨にまでは到達していないものの深くついた傷はドクドクと疼くように痛み、意識を手放してしまいそうになる程には限界が近付いている為、これをどうにかしない事には身動きが取れず。妹と逸れてしまった今、こうしてこの場に留まっている時間が1秒だって惜しい。もしかしたら自分がこうして此処で足留を食っているこの瞬間に、外を徘徊する悍ましい者達に彼女が襲われているかも知れない。考えたくも無い嫌な想像が次から次へと頭に浮かぶ中、ボロボロになった上着を脱ぎブラウスを裂いて包帯代わりにすれば、止血する為それを体にキツめに巻いて。転がり込んだのが洋服屋で良かった、身の回りは衣類で溢れており。その中から自分が今まで着ていたのと同じブラウスとベスト、これから包帯代わりに使えそうな布を何枚か拝借して。簡易的ではあるが治療も済んだことだし行動を開始しようと腰を上げると同時、店の扉が開き何度か言葉を交わした事のある少女が入ってきて。その酷く怯えた姿を見ると、パッと笑顔を浮かべ冗談めかして上記述べ)
(/絡んで下さりありがとうございます!瞳を潤ませるセレネちゃん、背後の庇護欲を猛烈に掻き立てております←/こちらこそ、仲良くしてやってください宜しくお願いします!)
>死神
立ててたらこんな所で油売ってないって
(痛みに耐え滲む脂汗と、傷口から溢れ出る自身の血液とでジットリと湿ったボロボロの上着を脱ぎ捨てて、店内を見回せば包帯代わりになりそうな布と丁度今まで着ていたのと同じブラウスとベストを発見し。激しく痛む傷に小さな呻き声をあげながらも何とかそれらを掻き集めれば、店の扉付近に飾られた置物の陰に身を隠しながら傷の手当に取り掛かり。一刻も早く妹を探しに行きたいと焦る気持ちが邪魔をして一人ではなかなか上手く巻けない包帯代わりの布に苛立ちを募らせていた時、自分の体に触れるか否かのギリギリの所に何かが飛んで来て。飛んできた物の正体を確認すればそれは見覚えの無い大きな鎌。突然の事に目を瞬かせ唖然としていたが、近づいてくる足音で一気に緊張が体を走り。敵の持ち物ならばそれを奪い戦おうと身構えたが、それを取りに現われたのは御伽の国の住人で。口振りからして彼もあの悲劇の晩餐会に出席していたのだろう。相手の問い掛けに苦笑いで言葉を返すと、肩を貸してくれたことに対して「悪いな、助かるぜ」感謝の言葉を述べつつ布と着替えを落とさぬ様にと目手に持って)
(/絡んで下さりありがとうございます!こんなにも素敵な死神さんにお相手して頂けて光栄です…!駄ロルで申し訳ないですが、こちらこそ宜しくお願いします!面識を持って下さっている件に関して不快は感は全く御座いませんので、寧ろありがとうございますですので!)
>魔女
あっはは、やっぱばあさんはそう簡単には死 なねぇよな
(何故もっと早く妹と逸れた事に気づけなかったのか、いつどのタイミングで、何処で逸れてしまったのか。沢山の疑問と自分の無力さに後悔だけが押し寄せて、強く噛み締めた唇からは血の味がして。晩餐会で爆弾が投下されたあの瞬間、父と母はまさにその真下で他の参加者達と共にあの兄弟を見上げていて。爆発の後両親の姿を確認する事は出来ず、しかしあの位置に居たのならば無事で済むはずが無いだろう。御伽の国ではとても表現出来ないような姿になってしまった仲間達の中に両親も居たのは確実で。地獄の様な光景を思い出し瞼をギュッと閉じ眉を顰めていれば、何者かの気配と緊張感を含んだ問い掛けが聞こえ。そのよく聞き慣れた声に嫌な感情は消え代わりに、彼女が無事であったという喜びが溢れ。自分の姿を発見し悲鳴にも似た声を上げた相手に顔を向ければ、この場の雰囲気には似つかわしくない笑い声をあげて上記)
(/絡んで下さりありがとうございます!綺麗で艶やかなお姉さんをばあさん呼びなんて…と不安に思っておりましたのでそう言って頂けて安心しました!こちらこそ、頼りない息子と未熟な背後ですがこれから宜しくお願いします!)
>ハイデローゼ
(強く噛みすぎた唇から血が滲んだ頃、勢いよく店の扉が開き。敵襲かと息を潜め身構えたが、入って来たのは全身傷が付いていても綺麗な顔立ちは変わらぬいばら姫。見慣れた相手の姿に体の力を抜き、敵と戦って出来たであろう無数の傷を心配し声を掛けようとするが、手当の用意をしつつ投げ掛けられた質問に開き掛けた口を閉じ。この瞬間も何処かで自分を探し不安に怯えているかも知れない妹の事を思うと自分に対する怒りが込み上げてきて。妹も自分と同じように仲間に会えていれば少しは不安も和らぐだろうが、自分がそうであるように長い間時を共に過ごして来た相手が傍に居ないというのはやはりどうしたって不安なものである。御伽の国がこのような惨状になってしまった上に家族と逸れるなんて大きすぎる不安を大切な者に与えてしまった自分が許せず、いま口を開けばその怒りを目の前の相手にぶつけかねない為問には答えずただ少し困ったような笑顔を浮かべて)
(/絡んで下さりありがとうございます!ヘンゼルは娘様の事を同性の友人のように扱うと思いますが、背後は凛々しくも可憐な娘様にドキドキしっぱなしでございます…!こちらこそ、宜しくお願いします!)
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