A 2016-11-11 00:19:46 |
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いつまでもこの時を過ごしていたい。ずっと一緒にいたい。そう強く願っていたせいかもしれない。とある夏の日、本当に時は止まってしまった。うだるような暑さと煩い蝉の声が、自分を責めているかのように思えた。終わらない一日から逃げるように、最適解を探しながら今日も同じ時を過ごす。
提供、募集は友人同士か両片想い。その夏の日が過ぎたら引っ越しによって離れてしまう……などの理由によって繰り返しが引き起こされた。提供は勿論知っていて、募集は繰り返されていることに気付いていてもいなくても。提供は繰り返しに罪悪感を抱いていて、終わらせようと画策する。その中で距離を置こうとしてみたり、逆に想いを告げてみたりと色々できたらいいなと思う。最終的には一日が終わり次の日に行くか、数年後の再会で終了したい。
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