姫って呼ぶんじゃねぇ!!”BL”

え、あ、な、なにもないです！(バッと顔を逸らして)

素直じゃないですね(くすくすっ)

何隠してんだよ？(ジトーっとした目で見て)

素直じゃなくて悪かったな(ぷいっと顔をそらし)

隠してないです！(ぶんぶん頭を振って)

誰も悪いなんて言ってませんよ(ぽん、と頭を撫でて)

そー？まぁそれならいいけど(怪しむような目で見て)

ん、でも素直なほうがいいんだろ？(撫でられながら相手を見て)

そっ、それより、今日は今からサーティワン行きません！？(話の話題を変えるように)

いえ、そのままの姫が好きです(にこっ)

んー奢りだったら行ってもいいよ？(少し考えてニコッと笑い)

……そうか。うん。ありがと(好きと言われてはぁっとため息を吐き)

オレの奢りですか！？…う～ん…わかりました。その代わり……(少し悩んだ末、こくん、と頷き)

好きです、大好きです(ぎゅうぅ、と相手を抱きしめて)

その代わり、なに？(冗談で言った奢りが了解されると嬉しそうに笑い、その代わりと言われると首をかしげて)

もう分かったから、そう何度も言わなくていいから(うぅっと恥ずかしそうにし)

姫に、あーんってさせてください(にっこり笑いながら答えて)

オレが姫のこと好きな限り、何度でも言いますよ(恥ずかしそうにする相手に微笑み)

え、男同士とかキツイだろ。(真顔で言い)

じゃあ嫌いになれ(こう何度も言われると心臓がもたないと思い)

大丈夫ですって！…姫が女装すれば(にっこり笑いながら、女子の制服をちらりと見せて)

んー、それは一生無理です。…と、言いたい所なんですが、姫に恋人ができたら潔く諦めますよ(微笑)

まて、それはダメだ、バレたら変態になるだろ！友達だっているかもしれないし(必死に頭をふり)

恋人ねぇ…そっちの方が一生無理な気がする。(自分に恋人がいることを想像してはハハッと笑い)

大丈夫ですよ！姫、可愛いし、美人さんですから(するりと相手の頬を撫で)

じゃあ、オレが姫の恋人に立候補しときます！大好きなので(ふにゃ、と微笑み、相手の頭を撫で)

まて、俺は男だぞ。可愛いとか美人とか無縁だぞ！(頬を撫でる手をつねり)

立候補しなくていい、後さっきからなんで撫でる(目を細め呆れたように言い)

いてててっ！だって本当のことなんですもん！(つねられた手を摩り)

しーまーすー！そんで正式に付き合います！それと、なんで撫でるのかは、姫が可愛いからです(ドヤァッ)

本当のことって…(しゅんと落ち込み)

本人を前に付き合うとかいうな！後、可愛くねーから！(ぺしっとデコピンし)

？どうして落ち込むんですか？(きょとん)

いて！？…むぅ…

男なのに可愛いとか言われて喜ぶやつなんかいねーよ(相手を見てははぁっとため息を吐くがばっと女子の制服を奪い)

むうじゃねぇ、(自分の指も痛かったのかさすって)

そーですけど…って、着てくれるんですか？！(ぱぁっと表情明るくさせ)

…だってだって、好きなんですもん…、可愛いんですもん…(子犬のような目で見つめて)

今日だけだからな！(ぶつぶつ言いながら制服を着替え始め)

好きはいいとしても……可愛いはどうなんだよ(目をそらして)