導く者 2016-10-08 17:22:13 |
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『ねぇ、知ってる?あの山の神様は稲荷明神の加護を受けた神様なんだけど、昔自分が惚れた月の加護を受けた神様を連れ去ったんだって。』
とある山奥、濃霧立ち篭める森の中に一年中枯れぬ大きな桜と稲荷神社があった。その付近に近付いた人間は、神隠しに遭い次に見つけられた時は見るも無残な姿だと人々は言う。
その逸話が嘘か真かは誰も知る由もしなかったが、その逸話を恐れ滅多に人は近寄らなくなったという。
その神社に暮らすは稲荷の加護を受けた神とその寵愛を受ける月の加護を受けた神。
二人は共に支え合い、信じ、愛し合っていた。
“その時”が来るまでは。
或る日、その噂を聞いた人間が『ならばその人に害なす神を捕らえて見せよう』と数十人の者と山へと入っていった。
彼らの平穏な時はその日を境に途切れ、狐は二度と悪事を働かぬようにと封印され、月はその美しさから人の世へと連れ去られる。
それから数千年の話、狐は人を恨み鬼へと堕ちる。鬼に堕ちたその力で封印を解けば月を探しに人の世へと降り自身を封じた一族を呪い殺し、人はそれを恐れた。
或る日『あの屋敷には千年も前から綺麗な月の神様が住んでいる。』そんな噂を聞いた狐は屋敷へと忍び込む。
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前置きが長くなりました、こちらはこぎみかのトピとなります。
こぎみかと言っても少し特殊な設定となっております、苦手な方は回れ右をしてください。
・小狐丸が鬼堕ちしている(額に角が生えたくらい)
・一族を呪い殺した事により、狙われる身となる。
・三日月はその屋敷から離れられない呪術を掛けられている
(逃亡防止)
・どうにかして小狐丸を鬼から救いたい
と少し変わった設定です。
小狐丸は毎日外に出られない三日月の為に人目を避けながらその屋敷へと忍び込み土産や話をしていきます。
時には人に見つかる事もあるかも…?
前置きは少しおっかないかも知れませんがほのぼのハートフルこぎみかでいきたいと思っています。
ここまで読んで、仕方ないから付き合ってやるよという方は下記の記述をしっかりと読んだ上でお声かけ下さい。
・セイチャルール厳守
・募集は小狐丸、三日月
・提供は空いた方になります
・ロル数は中程度
・裏行為禁止
・失踪禁止、打ち切り時にはひとこと。
それでは長々となってしまいましたが募集を開始させていただきます。良縁を願って。
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