焼きソーば 2016-09-12 03:19:13 ID:f9e4b1cb2 |
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もう一話更新!
この段階ではまだまだストーリーは進んでおりませんー
うん、口座がないなんて嘘だった。しかも何か預けてる額が多すぎるからカウンターの中入って事務所で渡すとか言われたんだけどどゆこと?
まぁ、お金があるのは悪いことじゃないしいっか。
あとなんか「名前が書かれてないけど誰かから貴女への配達物です」とか言われて二メートルほどの箱も持って帰ることになった。やばい、結構重い。
「あ、ユーラさんもお金とか引き降ろした?」
「あ、はい!」
よしよし、次はとりあえず昼食かな?時間的にはかなり遅いのだが……
「うーん、カフェ的な所に行って軽食でも食べようか。この後のことはまた後で考えよう」
「は、はいっ」
うーん、この頬を赤らめて答える姿は反則だろう。可愛すぎる……なんてことを思ったりもしてみた。
「わー、ここ美味しいねー」
「よ、良かったです! ここ、よく私が通ってて……気に入って貰えるか心配だったんですけど……」
昼食的な何かはユーラ行きつけのカフェで食べることになった。
表通りから少し離れた場所にあるのだが、店の雰囲気も悪くなく、サンドイッチのような食べ物とカフェオレは絶品だった。
軽食を食べたあと私たちはとにかく遊びまくった。
いろんな店に行って装備を見たり、適当に歩きまくったり。
なんか転成前にはなかった楽しみだな、こんなこと。
気づけば時刻も夕方。寮の門限が近づいてきたので二人でダッシュしてとりあえずセーフ。
その後は明日からのこととかを色々話してたりした。
あ、あと二人とも呼び捨てで呼び合うようにしました。はい。
本当にユーラは今日のことが楽しかったのか、部屋に帰る直前号泣していた。可愛いから許す。
うーん、本格的な授業が始まるのかぁ。楽しみ。
さぁ、そろそろ明日に備えておやすみ……ん?
そういや私宛の荷物まだ開けてなかったな。時間あるし開けとこ。
ベリベリ、ベリベリ。
梱包をほどき終えて中から出てきたのは、とても美しい杖であった。
アスラから聞いたのだが、魔法を使うには干渉するために専用の道具がいるとか。恐らくこの杖もそうなのだろう。
高さは二メートル。先端部は三日月のように曲がっていて、その空間には不思議なことに白色の水晶が浮いていた。
誰が送ってくれたかは知らないけど、感謝。そしてGood night!
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