団長 2016-07-28 02:45:51 |
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▼世界観▼
我々が住む世界によく似ていて全く異なる世界。それがこの物語の舞台である。
国という概念は無く、たった一つ街が存在するだけの小さな世界。
文明は現代と同じほどに発展しており、基本街並みは西洋風。煉瓦や石造りの洒落た街。場所によっては東洋の空気漂う街並みを見ることも。
大通りや大衆酒場、市場などで人々が賑わいを見せる一方、裏の世界に一歩踏み込めば物乞い乞食、奴隷商人なんてものも珍しくもない社会。
この世界には少数だが”ハグレモノ”と呼ばれるものが存在する。
彼らは少なくとも生き物であることは間違いないのだが、どのように生まれたのかは一切不明。
気が付けば既にその姿でそこに存在している異形の者達である。
彼らの容姿や特性に共通点や規則性は見られず、本人達にさえその正体は謎。
当然親がいないため戸籍もなく、一般の人間達とはあまりにもかけ離れた容姿故に社会に溶け込むこともままならず。
大体において身の置き所を見つけることのできない彼らの行く末は、とても語るに忍びない。
物語の中心となるこのサーカス団は、そんな彼らの救いとなる為に結成されたものである。
行き場のない彼らの居場所となり、自らで食い扶持を稼いで生きてゆく為に。
―サーカス団について―
結成以来約五十年の歴史があり、現在は売り上げも上々。普通に生きている人間ならば知らぬ者の方が珍しいほどの知名度である。
サーカス小屋は街の喧騒から離れた森の中にあり、団員たちはサーカス小屋のすぐ傍に建設された寮で生活を営んでいる。
寮には食堂や大浴場などの施設の他、各団員に一室が設けられている。
サーカス団結成当時は売り上げも少なく、寮は今よりも粗末なもので部屋も五人で一室を使うような状況であった。古参の団員ならその時代を知っているだろう。
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