悪魔 2016-07-26 17:49:45 |
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>アスモデウス
化け物……否、悪魔か!あはは、こりゃいいな。悪魔も驚くような人間の醜さを見てみろよ!弱者に生きる意味など無し、強者は弱者の苦痛を糧に花を咲かす!嗚呼、だからこそ不気味な程に美しい………俺は弱者さ、俺みたいな奴はこうして薬に浸るしかないンだよ
(認めたくない、と目をそらすようにブツブツと意味をなさない言葉を呟く。こんなこと知らない、知りたくない。そうやって自分の意識を外界から遠ざけようとするも突然の首筋への痛みにようやく思考が現実に戻ってきて。あまりに急なことすぎたせいで表情や声を取り繕う暇もなく、恐怖と痛みから支離滅裂な言葉の羅列を壊れた機械のように叫び。痛みの原因である彼を押し退けようとするも上手くいかず。ようやくその痛みが消えたかと思えば頬に手が。髪で隠れた瞳に彼の姿をうつすとその表情は悦楽の笑み。嗚呼、楽しくない。自分が楽しくなければ嫌なのだ。そんな自分勝手な感情で彼を睨み。そうしていると相手の体が動き、次は何がくるのかと体を強ばらせるも先程のような痛みは訪れず。かわりに聞こえたのは欲にまみれた甘言。ゾク、と背筋に甘いものが走るももう先程のようには取り乱さない。普段の不遜な笑みを浮かべ彼の体を今度こそ押し退ける。そうして言葉を紡ぎだし。上記を言い終わればようやく何時もの調子に戻って。「それにしたって俺は運がいいのか悪いのかわからンな!悪魔を召喚することに成功してしまっただなんて、笑い話だ。さぁ、どうするンだ?弱者である俺に召喚された哀れな悪魔サン!砂糖菓子のような甘い言葉で惑わせて俺をとって食ってしまうのか、願い事というものを俺は覚えていないのだがね。一体何を言ったのだろう」と気絶する前の事を思いだそうとするも覚えているはずもなく思い出すことをあきらめ。また先程のような事にならないようにと距離をおきつつ再び彼をじっくり観察する。さて、これから一体どうすればいいのか検討がつかぬまま薬の快楽にも劣らぬ目の前の非日常を味わう様、口を三日月型に歪ませて。)
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