少女 2016-06-28 15:55:26 |
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>お嬢さん
お嬢さんに喜んでいただけるとは恐悦至極。新しい落とし穴は甘い楽園に仕立てましょう。
(差し出された細い両腕とそこに繋がる小柄な体を見下ろしながら、喜んでくれたことが心底嬉しいと言うようににこにこと笑いながら恭しく頭を下げ。もっと少女が、彼等が喜び驚いてくれるにはどうすればいいか顎に指を当てあぁでもないこうでもないと詳しい仕様を思案しながら腕に抱えているモノに目をやり、取り敢えずは少女を引き上げようか、それとも今すぐティラミス掛けにするべきか少し迷いながら手を伸ばすもかけられた言葉にピタリと手を止め。「太陽を独り占めとは何とも羨ましいですね。しかし…ふふ、お嬢さん、それは卑怯というものです。貴女にそう言われては拒否する言葉などこの脳の何処からも見つかりはしません。喜んでそちらに降りて行きましょう。」手に持った大量のモノを傍らに置くと燕尾服の尾を軽くたなびかせながらトン、と穴の底に着地し、穴の向こうに見える太陽を眩しそうに見上げて。)
>ディザイア
おや、エスコートされる方に性別や年齢なんて関系有りませんよ。エスコートする方が紳士で有れば良いのです。私の案内屋としての数少ない信念…そうは思いませんか、お医者様?
(相手の手を芝居がかった仕草で握り返し胸のあたりの高さまで持ち上げると、顔を隠すように相手の手の甲に額をつけて優しく普段よりもやや甘い声で真面目な台詞を囁き。だがそんな態度は何処へやら、ぱっと顔を上げると相手へと尋ねる言葉を吐きながらニヤニヤと意地悪そうに笑って。相手の手を引き足場の良い蜂蜜の汲みやすいような所まで軽い足取りで進みながら時折相手を振り返りながら言葉に答え「えぇ、えぇ!それはもう沢山のモノを見つけましたよ。近くで爆竹を鳴らした時の役無し達も傑作でしたねぇ。ああ、もちろんこんな所で貴方に会えた事も最高に面白い驚きの一つですよ。」今日あった様々な事を思い出しながらくつくつと喉の奥から笑いを零し、その顔は黄金色を反射する陽だまりのなか、親の手を引く幼子の様に、もしくは大きな蛇でも取ってきた猫の様に少し得意気で嬉しそうで。)
>ジョーカー
本当に貴方は笑えない冗談がお得意ですね。確かに変化は大切ですが、貴方のそれは最早天変地異ではありませんか。今日は私ももう足がキャンディーにでもすり替わったかのようです。晩まで遊ぶなどご勘弁願いたい、日が昇る前には帰りたいのです。
(少し進んだあたりで辟易したかのような顔で振り返り少し肩を竦めて困ったような顔をしているもののいつもに比べ態度、声音共に何処か柔らかいのは脳がまだ蕩けているせいか。あぁ、こんなのもたまには悪くないかもしれない、とふと思ってしまった自分を自嘲するようにふっと息を吐く溜息にも似た密やかな笑いを零すと直ぐにその笑いを消し、心から鬱陶しそうな顔を浮かべるとぐるりと振り返り苦々しげな声と共に足を指先でコツコツと指先で叩き主張をして何とか夜のうちには帰りたいと言い、ゆらゆらと楽しげに揺れる相手の頭を両側からがしりと掴むと動きを無理矢理止め何と五月蝿いんだとばかりにため息をついて。「もう少し大人しくついてこれないのですか?貴方はバイクの排気音よりも五月蝿い音を立てますね。あんまり五月蝿いとその口、縫い付けて仕舞いますよ?」クスクスと笑いからかうように黒い目を歪めるとぱっと手を離して、相手の手首を力強く動きを押し込めるように掴むとぐいと引っ張りずんずんと大股で歩き出し「ほら早く!貴方の大好きな遊ぶ時間が短くなってしまいますよ」と言いバイクの鍵を楽しげに手の中でカチャカチャと鳴らし。)
>レノ
あっははははは!!!いやぁ、愉快愉快!!こんなことが有るから悪戯は辞められないんだ!!
(普段通りの生活の中、外を出歩いていると運の悪いことに手袋を外したタイミングで手にべっとりと砂糖がつき、どうしたものかと思い小川で手を洗えば気が付けば川に落ちており何かと思えば昔自分が仕掛けたトラップ。燕尾服を着込んだまま小川に落ちれば当然の事ながらびしょ濡れになるが、しかし自身の中で面白さのほうが勝ってしまい窒息するのではないかと言うほど笑い転げながら森の中を歩きまわり。チョコミントの木々の間でもまだクスクスと笑っていると前方に見える爽やかな髪の色に気がついて。「やぁ、掃除屋さん。今日もお仕事お疲れ様です。どうです、調子の程は。」びしょ濡れのまま飛び付きたい衝動に駆られるもぐっと堪えてニコニコとした笑顔を浮かべると声をかけて。)
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