少女 2016-06-28 15:55:26 |
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>少女チャン
(ゴミそのものは嫌いだが掃除は好き。止まない罵声を続けながら不要なものが掃除機に吸い込まれていく様を見るのは快感が得られるようで、ニタニタと口許をだらしなく緩めていれば、ふと背後に感じる温もりに振り返ってみると思わず目を見開き「ん、アアアア!少女チャン!?こんな所に一人で来たのオ?危ない目に遭わなかったァ?」自分のご機嫌を伺うよりも君の身を大事にしてくれとばかりに過剰に反応しては、ズゴゴゴと纏めて死体を吸い込んだ所為で掃除機は壊れそうに膨らんでいる。少女に害が無ければ其れでいい、小さな小さな手を優しく掴んで少女と対面して屈めば「――怪我とかなァい?」と未だ心配の抜けきらない声で)
>お医者クン
(この場所にいるとチョコミントアイスが食べたくなってくる、あの爽快感と絶妙な甘さが程良いバランスで混ざり合う食べ物なんて他にあるだろうか。だがそんな甘い甘い妄想など眼下の死体を見れば一気に引いてしまうもの、八つ当たりに近い苛立ちを地団駄踏んで解消しようとしていたところ、ひょいと転がってきた頭部追加されれば、嗚呼、またゴミかと即座に其れを掃除機の中に閉じ込めて、綺麗なグラデーション描く髪を目にするや否や粗方済ませた掃除は一時中断「ゴミだらけの場所なんて……お医者クンも嫌でしょオ?」掃除機のスイッチを切りぽーいと投げ、甘えた声で話しながら猫の如く相手にすり寄っていくのは目的があるからで。「ねーェ、レノね。今チョコミントが無性に食べたい気分なのォ、君の両眼一度に味わったなら――チョコミント味になるかなァ?」否応なく溢れてくる涎を我慢出来ずに舌舐めずり、彼の腰に両腕を絡ませ緩く拘束すれば、雪がちらほら降る二色の瞳うっとり覗き込み)
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