チョコレートジャンキーシュガースナッフ【ML/恋愛重視/恐怖を一匙】

>ノーネイム
可愛いとか言うな！
（笑い声をあげる相手に対し羞恥からか若干頬を赤くしながら噛みつくように吼え。不機嫌そうに口角をむっと下げたまま両手をオーバーオールのポケットの中に乱暴に突っ込んでは歩き始めた少女の後に続いて足を踏み出し。相手が思い描くパンケーキの話を聞いているとつい空きっ腹が刺激され、小さく腹が鳴り。それを誤魔化すようにやや不自然に大きな咳払いをしては、問いかけに対し少々考えを巡らせ「……生地がふわふわしてンのが良い。で、アイスを何個も乗せて、チョコを上から大量にぶちまけたやつ。フルーツが乗っていれば尚良し、だな」語っているうちについつい頬は緩み、気が付けば不機嫌な表情はどこへやら小さく笑みを浮かべていて）

>ディザイア
う、そ、それは困る……けど。そもそもアンタが此処に座らなけりゃ良い話だろ！
（仕事をすることもできず、その上相手と共に居なければならないという状況を想像すれば足をちぢこめて表情を引き攣らせ。しかしそれでも相手にソファのスペースの一部を奪われることは気に入らないらしく、尚も文句を続けて。が、次の相手の言葉にさっと顔を青くするとばっと上半身を起こし、なるべく相手から距離を取ろうとソファの端まで寄っては片手は帽子の鍔を摘まんで目元まで隠すように帽子を深く被り直し、もう片方の手では自分の尻尾を庇うように抱え「少しとか絶対嘘だ！ おおお俺の尻尾は絶ェっっ対渡さねェからな！ 悪趣味！ 変態！ 最低！」と、大いに動揺しながら冷や汗を滲ませつつまるで子供のように稚拙な言葉で相手を罵倒し）