少女 2016-06-28 15:55:26 |
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「おや、新しい方ですか。私はこの世界の案内人、貴方を案内する者で御座います。…とはいえ、今はあまり気乗りしませんねぇ」
「いやはやなんと面白いのでしょう!貴方を見るだけでどんな悪戯よりも心が踊るとは!この感情の名前、是非とも貴方からご教授願いたい」
名前 ヘルロート
年齢 25
容姿 光に透けると銀色に見える鈍色の細めのサラサラとした髪を前の方は顎の少し下あたり、後ろの方は首にギリギリかかるくらいの前下りのショートカットに整え、前髪は左目に向かって長くなるようやや斜めに切られており前髪の真ん中より少し左辺りに一房薄紅色の髪が交じる。目はぱっちりとした釣り目で右目は前髪の房と同じ鮮やかな薄紅色だが、左目は白目が黒く黒目は薄紅色。右目に細やかな装飾の施された銀の片眼鏡をかけ、右耳には和柄の布をフリンジ状にした鎖骨まで届くピアス。余分な筋肉のない細身の179cm、露出が少ないため日焼けはあまりしていない。服装は短めの白いフェルト地のシルクハットに黒いワイシャツと白いネクタイに白の燕尾服。燕尾服の裏地は鮮やかな赤に様々な花の施された和柄の生地で、袖の縁取りやシルクハットのリボンも裏地と同じもの。手には黒の革手袋、靴は白の紐革靴。
性格 人を驚かせることを生きがいとする何よりの悪戯好き。節度というものを知らずどのような場面、場所であっても悪戯を実行し、自分自身が忘れているような所にも罠を仕掛けてある。また、案内人という役を持ってはいるものの面倒くさがりで真面目そうな服装、見た目に反し積極的に案内に行こうとはしない。生活、仕事態度、ふざけ方など全てにおいて頭の中の辞書から真面目という言葉が欠落しているかのよう。その割に落ち着いた物腰柔らかな話し方で最早見た目詐欺。その上驚かせられるなら役無しでも良く、限度の超えた悪戯を仕掛けて意図せずとも結果的に掃除してしまう事もしばしば。拒否の言葉が耳に届かないタイプ。少女に最初に作ってもらった事を誇りに思っており、また長く共にいる者として少女の事を妹のように可愛がっている。少女の事は「お嬢さん」呼び。
備考 案内役が嫌いなわけではなく寧ろ気に入っているくらいだが、いかんせん歩いて案内するのが疲れる上に面倒くさいので案内するときはもっぱらバイク。燕尾服よりもややクリーム色の混じった柔らかな色のごつい水陸空兼用バイクでライトは無く、代わりに先頭部分にオレンジの光を発する中世風のランタンがぶら下げられている。バイク自体は至って近代的で作りもシンプル。横には案内する相手を乗せるサイドカーが取り付けられているが座るところの生地が濃いクリーム色のベルベット素材だったり所々の装飾がバイクや服装に比べ西洋的。部屋は白を基調とした落ち着いた部屋で壁には大きなこの世界の地図が貼られ案内ルートや生物の簡易的な分布図が書き込まれている。ぱっと見片付いているが引き出しや棚を開けると様々な悪戯に使う小物が出てくる。そんなことをしているせいか手先は器用でマジックも得意。仕事場は2階ではあるが外に直接出れる大きな窓がついており案内の際はそこからバイクで飛び出す。部屋というよりもガレージに近くバイクの整備機器の他に、お茶の出来る簡易なテーブルと机にティーセット、新人に渡すこの世界の簡単な地図や覚えておくべきことを纏めた薄い冊子が数冊置かれている。
ロルテ 今日はまた見たことの無い生物をみてしまいました…。あぁ、なんと面倒なことでしょう、説明する事項が増えてしまう!
(暖かな陽気につられ柄にもなく徒歩で屋敷の周囲を散歩していると、誰が望んだのか見たことの無い奇妙な生き物を目にして絶望の表情を浮かべて。これ以上は出歩く気はないと言うように重い足取りで屋敷へと帰る道を歩みながら、今から命を断っても可笑しくないほどの暗く淀んだ声でぼそぼそと独り言を零し。重たく長い溜息を吐きながら頭の中に先ほどの生物を思い浮かべ特徴を整理し始めるととたんに顔を輝かせて「私としたことが、失念していました!新種ともなれば知らぬ者も多いはず。驚かせるにはうってつけではありませんか!」と明るい声音で言い、早速捕えに行こうと重い足取りは何処へやらスキップせんばかりの勢いで歩いていって)
(/案内屋のkeepをお願いした者です。不備等ありましたら遠慮なくお申し付けください!)
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