傭兵 2016-06-11 18:21:18 |
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置き土産は正直要らなかったと思っている。君なんだろ?お騒がせしたのは。
(少々の間を置いてからの反応を眺め、両手を振る相手に片手を軽く上げて返しつつも御老人のお小言も付け加え。年恰好は己の肉体年齢とそう変わらないであろう男に対して、やんちゃな孫に接しているに近しい気分になり苦笑が零れて。まあ仮に何か言われたとしても、上手く窘めれば良いかと結論付けて一人そろりと息を吐き。「喋る地図」ことデッドプールご本人の動作を半分理解、恐らく普段余り行かない方角だろう等と考えていると伸ばされた手に目を見張り。まるで学生時代の友人のよう、昨日の敵は今日の友とはよく言ったものだが出会った当日にしては幾らかフランクに感ぜられひっそりと恥じ入り。実質随分と年下の青年なのであるから、爺は見守ろう位の気がねが芽生えて笑って言うは「頼もしいな。君が友人だったら楽しいに違いない。今は逸れないように注意して歩くよ。」)
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