これはアニメ本編と少しちがうお話……え?発言がメタいだって?いいじゃないかそんな細かい事は、メタかろうが無茶苦茶が通るのがこの世界観…そうだろう?アンダァースタァン?……とまあ説明に戻るが、この世界観ではあの面接後に本編とは異なって父さんと母さんが離婚してしまってな。ただあっちの三人は母さんの元でまだニートしてたらしいんだがこっちは父さんが蒸発してしまってな。いままで苦労をかけたぶん無理もない…し、働きたくないし働かない人生をセラヴィしたかったが弟を差し置いて食わせてもらうわけにはいかないわけで、俺は朝方から夜ごろまで工事現場のバイトを。チョロ松は事務系の…郵便局だったか?のバイトを早めに切り上げて十四松とごはんを作ってまっていてくれる……そんな三人の生活が始まってから一月経ち、忙しさから他のブラザーとも中々会えずにいたもののなんとか慣れ始めた頃だ。
マミーとMr.デカパンから電話が来て、な……。
何でもどこぞのチンピラに喧嘩をふっかけられたトド松をたまたま発見したおそ松と一松が加勢して…ボッコボコにしてきてやったはいいが怪我をしたらしくてな、それで金もないしデカパン博士に治療を頼んだらしいんだが…。……何だ、怪しい薬ビンを間違えて塗ったらしい。というか、先に他の治療をしていた博士を待つ間もせず勝手に薬を使ったらしい。主に兄貴が。他の弟にも。
……そうしたら三人が小学校一年生くらいの大きさになってしまった。最初こそかわいいと喜んでいたらしいマミーも(疲れたりすると精神までたまに戻るようだ)小学校一年生に戻った三人を支えるのは無理だったようで。
……治るまでうちに来た、というわけだ。
「ああっほら!おそ松兄さんあぶな…っ!頭と体のバランス考えて走れよ!」
「いって〜……う゛、あ、…なんが、涙出てきた………」
「ああほら泣くなって!なかないで!!実の兄をあやすこの感じやだよ!!」
「トッティいくよ〜、たかいたっかーい!!」
「いやぁぁああああぁあやめっ、じゅうしまっ、に、にいさっ」
「十四松――――!!!!!あぶないから十四松!トド松が危ないから!カラ松見てないで止め……」
「チョロ松聞いてくれ……一松が……一松が殴ってこない……」
「疲れて精神まで幼児退行しただけだから!!!!嬉し泣きするレベルに殴られてたっけ!?」
「ちょっとさびしい…」
「そっちか!!」
……薬を作った本人であるデカパン博士もいつ頃効果が切れるのか解らないらしい。故にこの生活がいつまで続くかは解らないが………、…このままだと不自由だからはやく戻るといいなと思う反面でまたこのまま六人で過ごしたいと思っている。
▼しばしおまちを