「…それじゃあ、【炊郎】最後に一つ……神寺病院に行きなさい、そこで貴方を、ただで治してあげる」 …!? 「何故、俺の名前と病気の事を…ッ」 『わたし、たくろーおにいちゃんのおよめさんになるね!』 『…炊郎くん、私、引っ越さなきゃ』 『ありがとう、愛してるわ』 …微かな幼い日の記憶の断片が 炊郎の脳裏に蘇った