雛鳥 2016-02-29 12:47:30 |
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(/ご無沙汰しております。なかなか参加出来ず申し訳ありません。漸く少しずつ私生活が落ち着いてきたので、以前より時間を作れると思います。お一人ずつになってしまいますが、少しずつスレを返していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします)
>お雛
おや、そうかい?…そうだねぇ、そりゃあこの窓の外は彼方さんの領分だ。お雛が負けちまうのも仕方ない。
(憂いを帯びた表情で黙る目の前の少女を傍目に、ガラス窓を指差すとすっと線を引く様に指を横に滑らせ「だけどね、お雛。此方側ならお雛が知らない場所なんて、ないだろう?」まるで彼方と此方は違う世界だとでも言いたげな言葉は悪戯好きの子供のような笑みを浮かべた口から紡がれ。どうか外の世界何ぞに興味を持たず、この屋敷の形をした檻に囚われたままの彼女であって欲しいと願いながら、その頬につ、と手を這わせて「だから今度はこの要と一緒に鬼になっておくれ」言葉自体は懇願にも似たそれは、しかし断る余地などまるで無いような響きで
>夜鷹
そうだよォ、何時だってお前さんの近くにゃアタシの可愛い子が居んだ。おイタを見逃しちゃァくれないよ
(異装症の同居人がつらつらと止めどなく歌う様に紡ぐのが皮肉混じりの煌びやかな喜劇だとすれば、これは宛ら雨戸を叩く雨音の響きに紛れる様なひやりとする低さをも持つおどろおどろしい怪談か。くつくつと喉を鳴らす笑い声と共にまるで幼子を脅かす様な声色は母を知らないながらも、彼らにその様な情愛を向ける中で身につけた術だが「お前さんは何処にいても誰かを寄せ付けるんだろねェ」と小言のように呟きながらも目尻を下げ柔和な笑みを浮かべるその姿の方がそれらしく、まるで子の色恋を見守る様で。
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