雛鳥 2016-02-29 12:47:30 |
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(/またもや長らく間が開いてしまい申し訳ありません、枠を取っておいてくださり本当にありがとうございます。これからお一人ずつお返事をさせていただきますのでもう少しだけお時間をいただけると幸いです、重ね重ね申し訳ありません…!)
>夜鷹
よォしよし良い子だ、鷹狩りはこうでなくちゃァいけねえや……お前の前足が止まるんにはなァ夜鷹、真白に可憐なるお雛の首は細すぎる。
(パチンと響く障子の音を芝居の始まりを告げるカチンコと捉えては、相手同様さっと華やかな微笑を被って飼い鳥を愛でてやるようにするりするりと頬を撫で。湿ってだらりと垂れる黒髪は四ツ谷のお岩か皿屋敷かという乱れ髪ながらその目つきからはとうに無愛想は消え失せており。他の住民のようにお雛は我が物と願ってはいないせいか、叱り付ける言葉は含み笑いに混ぜた一言だけで済ませてしまい「鳥は自由に飛んでこそだがねェ――しかし嗚呼、夜鷹。我等がガアルフレンドをかすめ取っちゃァ、アイツもコイツも黙っちゃァいない。締めるんならそうさなァ……あの痛がり屋、染め物屋の坊やなんかどうだい?」ヒソリと雨音に隠れて囁くのは可愛いお雛のためだけでなく、屋敷連中の目から彼の過ちを隠してやっているようで。方々へ跳ねる毛先をつまみつつ耳元で口ずさむことがまた悪巧みめいた空気を醸し出し「別賓が良いなら此処にも一人――なァんてな」最後にそっと付け足した言葉こそは紛うことなき悪戯心で、オイデルミン化粧水をたっぷり叩いたばかりの肌には痣一つさえ付けたくない癖に、首を見せ付けるように顎を逸らしては悪童に似た笑顔を一つ)
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