嫌って訳ではないよ、呼ばれ慣れてないから不自然に感じただけ。君が呼んでくれるなら、どんな呼び名だって嬉しい。 (咄嗟に取った反応は不満を示すものであったが、呼ばれたくないとは思っていなく、相手の頬に片手を添えて微笑み。「耳元で煩いよ、カナ。少し落ち着いて。」握手を済ませると肩を組まれ、耳元で聞こえるテンションの高い声に言葉とは反対に楽しげで、頬の手を下げ唇に人差し指をそっと押し当て。)