そうだね、良かった。 (返ってきた言葉を聞きながら繋がれた手を見て、顔を上げ申し訳無さそうに笑って「ありがとう、平気だよ。君が気に病むことじゃない」と返してから彼と同じように花火に見入って。ラストの花火が終わり二人を照らす光が闇に吸い込まれ、辺りに静寂が戻ってきた所で「話、聞いてくれる?」と落ち着いた声で話しかけ。)