ココロの住人 2016-01-20 03:09:44 |
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嗚呼、お揃いのお土産も忘れないようにメモしておこう。色々ゆっくり君と楽しめたらいいな。......あと少し、まったりしてから眠ろう。
(目に這入った空は彼とのお喋りに夢中になっている内に日が暮れ切って真っ暗になってしまって。穏やかな微笑を携えた唇から閉じられた瞼までを緩やかに視線を動かし見つめてから、今日の終わりを告げるように話し。「世話、焼き過ぎたな。」泡立てたタオルを片手に、じゃあ次お風呂に入る時はお願いしても、いい?と目を細めわがままを言って。洗っている内相手の体が全身泡まみれになった為今度は温かいシャワーでその泡を洗い流して。「君って本当に優しい。ありがとう。...楽しい?それは俺も同じ気持ち。」頬をつまむ手に自分の手を上から重ね、力の入った彼の指に自分の人差し指を絡ませ弄んで。暫く繰り返しているうちにもっと触れたくなりそうで、そうなる前に手を離さないとな、と葛藤しながら話に相槌を打って。「そう。接点が無いと聞く機会が無い物ってあるよね。束紗君の思うかっこいい大人ってどんな姿だろう、フフッ。」さり気無く吐露された心中の彼を想像してニコニコと笑顔になり、遊んでいた手を解いて。)
(おかえりなさい。俺の方も気付くのが遅くなってごめんなさい。ただいま。)
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